宮城県仙台市泉区八乙女 F様
仙台市泉区に築28年の2階木造住宅に両親が住んでいます。お正月に帰省したら、父が屋根をリフォームすると言ってました。これまで几帳面な父は数年ごとに塗装でメンテナンスをしてきたので、時期的に修理を考えているようでした。60も後半になる両親なので蓄えも少なく、いずれは近くに住んでいる私の家に来るみたいですが、後10年は今の場所で趣味のグランドゴルフをして楽しみたいとのことです。雨漏りもしていないからやらなくていいと説得しても聞き入れず、新しく屋根を重ねたいと意地を張っています。
屋根のクマガイの皆様、工事期間中は両親が高齢であるため何のお構いも出来ず申し訳ございません。梅雨が明けてとても暑い日になりごくろさまでした。両親はいずれ私の家に来る予定でいるものの、いつまでも汚い屋根にしておきたくないようで、後々は貸家にするそうです。また相談する時があると思いますので面倒を見て下さい。
施工場所 | 宮城県仙台市泉区八乙女 |
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施工面積 | 127 ㎡ |
築年数 | 28年 |
費用 | 119万円 |
使用屋根材 | 定尺横葺き |
工事期間 | 9日 |
施工方法 | コロニアル屋根材の上に下葺き、0.35mm、3.6mの定尺横葺きの施工 |
施工完了日 | 2010年7月30日 |
お父様はこれまでの3回の塗装メンテナンスではなくて、ガルバリウム鋼板を重ね葺きする選択をされて良い判断をされました。他の選択候補として、3プランがありましたのでお伝えしておきます。
①コロニアルからグレードアップしたコロニアル
②コロニアルからガルバリウム鋼板の屋根に葺き替え
③コロニアルから軽い軽量瓦に葺き替え
やはり、コストメリットからも重ね葺きが最も一般的です。ご両親は毎朝の散歩を日課にされていますので、これからも健康を大事にしてお過ごしください。
2階南側の軒先
屋根材の白亜化が進行している
屋根材の色褪せ 唐草
2階南側の屋根 塗膜の表面が劣化している
軒先納め 既存唐草を包み込む仕上げ
2階屋根 定尺横葺き材
1階屋根 アスファルトルーフィング23kの敷き込み 定尺横葺き
壁際の納め 木下地
棟の納め 掴み込み仕上げ
2階屋根全景 新築同様の見栄え
1階下屋の屋根 隅棟
2階屋根 棟仕上げ、切断前の状況
2階北側の屋根完成 日射による鋼板温度の上昇を抑制
昨今は自然災害が多くて昨年の台風では屋根の被害も多く発生しました。突風により屋根がめくれたり飛ばされたりすれば、隣近所にもご迷惑をおかけすることになります。定尺横葺き材でカバーすることにより、耐風性が向上してワンランク上の大きな安心を実感できると思います。