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屋根からの熱を逃がすための空気層

2024.02.15


屋根のリフォームでは、カバー工法か、葺き替えかの2通りの方法があります。
長尺の金属瓦以外は立葺き、横葺きに関わらず通気層があまりなく、下葺き
に直接ガルバリウム鋼板を葺くのが一般的です。
外壁工事では、厚み18mmほどの胴縁を取付して通気を設ける事が標準ですが、ガルバリウム鋼板を使用した新築工事、リフォーム工事では通気を確保した施工が進んでおりません。
 
日本瓦、金属瓦は波型の形状になっているため、瓦と下葺き材との間に通気層
が出来て空気が軒先から棟方向へ流れていきます。
そのため、建物の耐久性も向上して空気層が断熱効果をもたらせてくれます。
また、万が一侵入した雨水、湿気、結露水を排出させて、雨漏りの問題も
解消されます。
 
現在主流となっている約30mmの高さがある瓦棒葺きや立平葺き、
働き約340mmの横葺きは下葺き材に釘やビスで直接留めますので、コストも抑えられます。
通気を設ける施工となれば、仕上がった構造用合板の上にさらに木下地を組んで
12mmの構造用合板を張る工程が必要となり、材料費や施工費もかなりアップします。
費用が高くなった分は、将来に渡って屋根の維持管理コストを減少させますが、
どうしても限られた予算で屋根修理を検討していれば、空気層を設けない工事
になってしまうのでしょう。
 
一級建築板金技能士でも外観から見て通気層があるか分かりづらいので、
これから建物を新築やリフォームする施主様は通気層がある屋根であるか
確認も必要となります。
仙台市宮城野区にある建売住宅等では、コストダウンで販売している会社も
ありますので、通気層が無い屋根がほとんどです。
建物の耐久性を長期間維持したいと考える方は、外壁通気工法のように
ガルバリウム鋼板の屋根にも空気層を取り入れる工法を検討しても良いでしょう。
 
上図は築45年の建物の瓦棒屋根ですが、30mm立上げ高さがある上に
構造用合板ではなく、屋根下地として12mm厚の屋根板を張っております。
屋根板を全面に張らずに約100mm隙間を形成させる事により、さらに空気層が出来て
遮熱効果をアップさせます。
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