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雨が降っている時に調査をする意味とは?

2024.01.11


お客様からのヒアリングの大切さ

過去数年前から2階洋室の南側窓付近、1階居間の天井から雨漏りがするということで
、仙台市太白区にお住まいの方から調査と修理をお願いされました。
調査を行い、屋根と壁の取り合いから雨水が伝わり2階の洋室の窓に侵入している
ことが原因であると仮説を立て、まずは屋根の軒先にある唐草付近と外壁の取り合い
にシーリングを充填しました。
しかし、2週間後の暴風を伴った雨の時に、1階の居間天井から雨漏りが再発したのです。
その後も強風を伴う天候時に発生しております。

雨水侵入位置は2階の窓上部である事は外壁のシミの状態からはっきりして
いるのですが、原因として6点が考えられます。
  • 軒先3段にのみ葺かれている銅板屋根と瓦屋根の取り合い
  • 2階屋根にある長尺谷がある部位の施工方法
  • 窓上部の銅板屋根の立ち上げ高さ不良
  • 窓上部の銅板屋根、軒先の唐草取付方法
  • 窓まわりの納め
  • 銅板雨樋内の接着不良
 
雨漏り再調査の依頼を受けて、状況確認とお客様から再度ヒアリングを行いました。
その結果、深夜の大雨時にバルコニーに脚立を立てて屋根を見たところ、
銅板の雨樋の中で雨水が流れなくて溜まっていて、
壁際に逆流していたと言っておりました。
銅板の雨樋の中にタオルを敷き詰め、壁際に溜まらないようにして
立樋に流れるように応急処置をしていたというのです。
 
お客様から再々調査のお願いをされましたので、雨が降っている時に屋根の状態
を調査してみる事になりました。
当日、小雨でしたが雨漏りはしておりません。しかし、銅板の雨樋の中を見て
みると、雨水が溢れるくらいに溜まって壁際に流れて
接着不良個所から落ちておりました。
 
雨漏りの原因は、銅板の雨樋支持金具が勾配の取り方が少ないために、水下に雨水
が流れなくて水上に溜まってしまい、大雨の時に雨樋から溢れて壁に雨水が
勢いよく当たり
、窓上部の外壁部から雨水が侵入したという結論に至りました。
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