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立上げ加工のみで雨水の伝わりを阻止出来るか

2023.02.07


1階下屋根があるご自宅で緩勾配の屋根に葺く材料は立葺きとなります。主に長尺瓦棒、立平葺きですが、水上部の屋根は立上げ加工をします。溝板は約100mm程度、キャップは約50mmの高さを取り、折り曲げ加工ではハサミを入れないで一枚物で立上げしなければなりません。板金職人が丁寧な仕事をするかの判断は、このような技術力が求められる箇所を見ればおおよそ分かります。溝板の高さ約30mmの立上りが屋根勾配になっていなければ、
外壁との納まりにも影響してきますので、立上りが外壁下地に隙間なく納められるように
仕上げしたいところです。溝板にはゴミや杉葉などが滞留しやすく、雨水の吸い上げが起きてしまい雨漏りの原因となる箇所です。

雨水の流れを断ち切るための加工品・水切りの必要性

屋根に流れた雨水の処理が完全であったとしても、外壁から伝わってきた雨水はどこに流れていくのでしょうか。屋根材を立上げていたとしても、大雨や台風などの強風を伴った雨では雨を抑止出来ないのです。水上部では1尺5寸間で溝板があり、溝板の間はキャップと呼ばれている物でハゼ締めをしますが、その取合いが問題となります。外壁から伝わった雨水を立上げの内側に侵入させないためには、雨水が屋根に落ちる前に溝板やキャップ上に水切りを設けて切ることが重要です。この水切りを雨押えと呼びます。
この水切りの上に透湿シート、胴縁、外壁材が納められますので、雨水は一旦水切りに落ちることになり、雨漏りも阻止出来るのです。この重要な役割をしている水切りの加工や施工では、雨水が立上げ内に侵入しないように重ね幅、立上げの高さ、小口の折込などポイントを押さえなければなりません。



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