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既製の成型品が普及しても板金の技術や経験が必要

2023.01.27


新築物件、リフォーム共に屋根工事で現在多く採用されている金属屋根。支持されている理由はやはりコストを安く抑えられて、耐久性も格段と良くなっているからです。
その中でも屋根材として普及しているものは、メッキ鋼板を加工して金属屋根を成型加工したものです。ガルバリウム鋼板が代表的なものとして聞いたことがあるかと思います。
亜鉛とアルミからなる合金を鉄でメッキさせたものがガルバリウム鋼板です。
築年数が古い自宅で真っ赤に錆びた屋根がありますが、トタン、亜鉛メッキ鋼板とも呼ばれていて、現在では屋根に使われません。
支持率一位の金属屋根、なんといっても軽量で建物に負荷をかけないことから、東日本大震災以降から全国的に拡大していって、宮城県仙台市内でも瓦屋根からガルバリウム鋼板に修理した自宅も多かったです。屋根材問屋である株式会社セキノ興産、宮城サクマ株式会社で屋根材を成型加工、加工された横葺き材や立葺き材を建築板金工事会社の職人が一枚ずつ釘やビスで留めながら施工する流れとなります。セキスイハウスなどの大手ハウスメーカーの社員、工務店、リフォーム会社が直接屋根材を扱たりして工事は行いません。
一級技能士などの資格を持った職人が成型加工された屋根材を張りますが、現在では、どんな現場でも屋根材自体の寸法を出してから屋根材を加工する事はほとんど無くなりました。

現場の納まりに合わせた屋根材を加工

現場で屋根材を加工する必要が無くなった反面、成型品では納められない状況もあります。
成型品は長さ、働き幅が決まっているため壁際の納まりで扱いづらかったりします。
また、壁際では屋根材を立上げ加工しますので、立上りの高さが充分に取れなかったり、曲げる箇所にハゼ部がきたりしますと立上げが困難となります。ハサミで切ったり、ツカミと呼ばれる曲げる道具で加工する時には、成型品のハゼ部以外の部分、平らな箇所で施工するのが基本です。
屋根の繋ぎ部(ハゼ)に近い箇所で立上げたりすると横葺き屋根が逆勾配になったりして、ハゼ部に雨水が滞留しやすくなり雨漏りの原因にもなります。
定尺横葺き屋根では、軒先から約働き220、長さ3.6mの材料を一枚一枚ハゼ掛けしながら
水上に葺いていきますが、壁際で一枚の屋根材のどの部分にくるかで雨仕舞の方法が異なってきます。
宮城県塩釜市のご自宅、横葺き屋根にカバー工法で定尺横葺きをリフォームした事例。
1階屋根にアルミの後付けベランダがあるご自宅の屋根リフォームでは壁際の納まりが問題となりました。ベランダがあるという事は2間ほどのサッシがあり、サッシ水切り下端と屋根との高さがほとんど無い自宅が多いようです。カバー工法では屋根の高さが現状より上がってきて、立ち上りの高さが低かったりゼロに近い状態も出てきます。
そのため、成型品を使用しないで現場の状態に合わせた屋根材を加工しなければなりません。


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