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シーリングによる塞ぎ

2020.04.09


シーリングは多くの職種で使用されている便利な材料です。シーリングの施工箇所が適切であれば雨水を抑止出来るのです。施工する必要のない箇所をシーリングして隙間を塞いでみたりすると、雨水の排水する箇所が無くなり雨漏りの原因ともなります。
紫外線の量により劣化の度合いに違いがありますが、日射量の少ない北側はシーリングの切れなどが少ないです。一般的には約10年と言われております。
リフォーム工事にも重宝されておりますが、温度や湿度の変化により伸縮する性質がありますので、将来の定期点検やメンテナンスは必要となります。
多くの板金職人でも使いますが、簡単なようで奥の深いお仕事でもあります。
対処箇所の深さ、幅、バックアップ材の有無、対象箇所の納まり、ガルバリウム鋼板の曲げ加工の有無、プライマーの有無など重要項目があるのです。
雨漏りが発生するとシーリングを付ければ解決するという考えの方もおりますが、あくまで応急処置程度の物であり、本来の修理は対処箇所付近の屋根材、下葺き材まで撤去して、下地の状態を確認してから新規に下葺き材の施工から補修するべきものです。

 

瓦の隙間をシーリングで埋めた事例


2月3日の大雨で雨漏りが発生したとの問い合わせがあり、屋根を点検してみたところ、谷付近の瓦が全てシーリングで埋めている状況でした。
強い雨の時にだけトイレ、和室に雨漏りがするようです。トタン屋根部分は15年前に増築
したそうですので、その工事で一部瓦を剥がす必要があったと推測出来ます。そして、瓦を復旧する時に瓦桟の下地を一部省いてしまい、瓦を固定させるためにシーリングを付けてしまったのです。
瓦の谷部分までシーリングで埋めてしまったので、雨水の逃げ場が無くなってしまいます。

 

掴み込み部分をシーリングで埋めた事例

増築したトタン屋根の長尺谷付近です。長尺谷は水上から水下までジョイントせずに施工
されており、長尺横葺きを長尺谷に掴み込みがされてます。掴み込み箇所は隙間が空いて
いれば雨水が排出されますが、シーリンングで塞いでしまっているので雨水の逃げ場が無くなっているのです。
瓦屋根部分は増築した屋根より勾配が急であるため、雨水が勢いよく増築した横葺き
の谷付近に流れていきます。


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