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雨漏り検査

検査方法と修理

再発防止のために心がけている事とは?

雨漏り修理のお問い合わせ内容で一番多いのが、『何回も雨漏り直してもらっているけど、なぜかまた漏ってくる』という件です。修理前は必ず直ると言っていたから信用してお願いしたものの、同じ業者に電話してみると、『今度は別な箇所からかもしれない』と言うようになるのです。施主様はまた費用がかかるかもしれないと不安に感じてくるものです。

屋根のクマガイが修理前にお伝えしている事は、『100%、雨漏りが再発しないとは限らない』

という事です。
原因となっている箇所を突き止めて万全に施工をするわけですが、築年数が古い建物、長期間雨漏りのままである建物などは特定した箇所以外からの侵入も考えられるからです。

屋根に大きな穴が開いていたり、施工上のミスにより雨漏りがするケースもありますが、雨水の動きを読むのは板金工事を専門としている私たちでも難しい修理の一つに入ります。施主様にこれまでの職人さんが苦労して発見した雨漏りの事例を紹介しながら、修理後に、『工事後、大雨などが3回ほど降るまで様子を見て』というようにお伝えしております。それは、特定した箇所を工事したら必ず100%直ると施主様は考えてしまうのが普通だからです。

『完全に直りました』と言い切れるまで、施主様のご自宅に何度も足を運び、家族に安心した暮しをして頂けるように面倒を見る覚悟で修理に全力であたりたいと考えています。

このページでは実際に雨漏りしたご自宅を例に掲げ、どのような箇所を調査箇所として設定をしたかを明記してあります。

■瓦棒葺き
■横葺き
■セキスイ瓦U
瓦棒葺き
●現状

これまで雨漏りが一度もした事がなかったのに、先日の大雨で1階の東側の部屋に突然すごい勢いで雨漏りしたようです。

出窓付近の柱につたわって流れてきたので、バケツを置いて対処しましたが、すぐいっぱいになって大変だったようです。天井にも雨漏りの形跡が見られました。

構造 木造2階建て
屋根形状 切妻屋根
屋根勾配 2寸勾配
築年数 築40年
屋根材 長尺瓦棒屋根 0.35mmガルバリウム鋼板
調査箇所 庇屋根立上り部分、白壁水切立上り部分、2階屋根取合い部分
●調査箇所設定

雨漏り原因と思われる箇所を4箇所に絞りました。

【調査箇所 1】庇屋根立上り部分

築年数が経過している建物では庇屋根の壁際立上りの高さが十分に取られていない事が多い。
⇒漏水なし


【調査箇所 2】白壁水切立上り部分

白壁とサイデングの境目に使われる水切の立上りの高さが低いのが殆どのようです。水切りの勾配も逆勾配になっている事もあります。

⇒漏水の確認!

▼水切りの納まり


【調査箇所 3】2階屋根取合い部分

▼立上げ各部分の詳細

2階屋根との取合いに使われる雨押えという水切があります。立上りの高さが低い場合や、重ね幅が十分に取られていない事があります。
⇒漏水なし


【調査箇所 4】長尺瓦棒屋根の立上り部分

2階屋根との取合い部分は屋根材本体にハサミを入れる事なく一枚物で立上げ、立上げ幅も十分に取る必要があります。
⇒漏水なし

▼水切りの納まり


●調査箇所2~漏水の確認~雨漏りの改修方法は・・・?
▼改修提案の詳細

サイデング上部と白壁の下部にある水切の加工方法が良くないために雨水が壁内に浸入しているようです。水切は少々勾配を取り加工しなければなりません。改修方法としては、水切りの立上り部分をシリコンで埋めてしまう方法、または、現状の水切りと白壁全体を隠すようにサイデング等を現状の上に貼る方法が考えられます。


【Aプラン】シーリングの納め

シーリングはサッシと外壁の取合い箇所『隙間』部分を埋め、防水を図るための作業です。寿命があまり長くはないので、あくまで応急的な処置にしかなりません。年数が経過すると劣化、硬化してきて防水性能が失われてきますので、完全な雨漏り改修方法とは言い難い作業です。


【Bプラン】金属サイディングで囲う方法

▼屋根材方向の詳細

横葺き
●現状

弱い雨の時には雨漏りはしないようだが、台風時や強い雨や風が吹く時には部屋の天井が少しにじんできているので、どのような理由でこのような現象が起きるかの問い合わせがありました。5年ぐらい前までは雨漏りはしていないようでしたが、突然雨水の落ちる量が増えてきたようです。


棟包み


現状の棟下地の様子


針穴の状態

築年数 築35年が経過する建物
屋根形状 寄棟 長尺横葺き
屋根勾配 4寸勾配
●問題点

屋根全面を点検してみたところ、屋根の頂点を覆っている棟包みの施工方法に問題がある事が分かりました。棟包みの下地材が直接屋根材に釘で打ちつけてあるために、雨などが降った時に風向きによって棟包みの中に雨水が入り込み釘穴から雨水が侵入しているようでした。

【POINT 1】
長尺横葺き屋根の特性の一つに雨水がハゼ部分を横に走る性質がある。雨水は水上から水下に流れますが、この屋根材の場合には重なり部分を横方向につたわる。

【POINT 2】
築年数が古い屋根にはゴミや土埃がたまってしまい、雨水を吸収する事で雨水の逃げる場所がなくなってしまい、結果として釘穴などから雨水が入り込む。

【POINT 3】
建物内部に一度雨水が侵入してしまうと、雨水の通り道を形成してしまい、台風などの雨が強い時には雨水を引き込む。

●解決策


1.現状の棟包み、下地材を撤去


2.屋根材を約23mmほど立ち上げる


3.棟下地材を野地板に直接取り付ける(小割、貫板使用)


4.棟包みを新たに製作加工し取り付ける。

セキスイ瓦U
●現状

13年程前にリフォーム会社からの薦めで日本瓦を撤去して、セキスイかわらUに葺き替えをしているようです。

南側の一階に増築した下屋の瓦棒屋根はあまり痛んでいないようなので、塗装で済ませようとしたのですが、外観上の理由もあり瓦棒屋根にセキスイかわらUを被せることになったようです。

ところが、葺き替え後5年経過したら、増築した廊下に雨漏りがするようになったため、リフォーム会社に屋根材の継ぎ目にシリコンをしてもらったところ、さらに雨漏りが激しくなったみたいです。

築年数 築43年が経過した2階建ての建物
屋根面積 135㎡ 切妻屋根 セキスイ瓦U
屋根勾配 4寸勾配 下屋 1寸5分勾配
●問題点

屋根の勾配がほとんどない下屋の屋根に、軒先から一枚づつ重ねていくのみのセキスイかわらUを既存瓦棒の上に被せてしまった。かわらUの下地は既存瓦棒の場合には軒先のみに木下地を入れるだけで済むのですが、ケラバ側などには木下地を入れる時があります。

このような時には瓦棒の谷部分に釘で止める事となり、雨水がセキスイかわらUを逆流してしまい、屋根勾配が緩やかな時には木下地を止めた釘穴から雨漏りがするようです。また、継ぎ目をシリコンで完全に埋めてしまったために、かわらUの谷部分がダムのような状態となり雨水の逃げ場がなくなり、雨漏りが激しくなった事も考えられます。

●解決策

1.セキスイかわらUを撤去

2.既存瓦棒の軒先部分のみをカット

3.既存瓦棒上に下葺き材を全面に敷く

4.カバールーフの施工中

5.完成

雨漏りの原因箇所一覧

雨漏りの原因として一般的に考えてしまう事に、屋根材や外壁材の本体からではないかが挙げられます。

例えば、屋根材のジョイント部分であったり、切断した箇所からの毛細管現象と判断をしてしまい、雨水を逃がす空間が必要にも関わらず、シーリングで埋めてしまうケース※1がよく見られます。

屋根のクマガイが携わった数多くの雨漏り修理件数からデータを取ってみますと、屋根、外壁も他と接触する部分(取合い)からの発生が多数を占めることが判明しました。しかし、取合い箇所以外でも多くの原因となる部位はあります。
例えば、勾配に適さない屋根材の使用※2、材料自体の劣化、複雑な設計(箱樋※3など)があります。

下記は特に取合い部分で多く発生した雨漏りの箇所一覧を列記しました。ほんのごく一部の例ですが、現在お困りの方がいましたら、どうぞご参考にして頂きたいと思います。

サッシ廻りの水切り納め

サッシ上部から雨が吹き込むことで、内部の窓枠上部から雨漏り

バルコニーと壁の取合い

床材の隙間に溜まった雨水が、柱のボルト穴から伝わって雨漏り

瓦屋根と金属屋根の取合い

金属屋根との重なり不十分によって雨水が吸い上がり雨漏り

軒先部分と壁の取合い

雨水が軒先水切の下部先端を伝わって壁からの雨漏り

谷部分に交わる屋根と壁の取合い

両方向から雨水が集中してくる谷部分のオーバーフロー

段違い屋根の納め

上屋根と下屋根で極端に勾配が異なることで、雨水の溜り場を形成

長尺谷の劣化

銅板の谷でも酸性雨や瓦の材質によって穴が開くこともある

直角に交差した屋根軒先の取合い

設計段階から屋根の向きを考慮して建築する必要がある

小屋根・天窓の取合い

天窓上部に作る谷樋の納め方法によっては風の吹き返しで雨漏り
小屋根の立上り部分と谷との取合いが雨漏りの多い箇所

増築部分の取合い

雨水が増築部分の壁に全て流れる構造で、長尺谷の納め方が不良になっていると雨漏りとなる

棟包みと破風板との納め

屋根材本体が破風板と軒天の中まで納められていないと雨漏りの原因

緩勾配屋根の納め

勾配が少々違う屋根は下地材で勾配を均一にして一枚物の屋根材で施工

▲雨漏り箇所

▲解決方法

▲長尺物での施工

施工不良の様子

何回修理しても直らないことが多いやっかいな雨漏り。そもそも、雨漏り修理工事が上手くいかない一番の原因は、侵入箇所がどこか発見しづらい事にあります。逆を言えば、雨漏りの原因場所や理由などが特定できれば、的確な修理が可能となり、度重なる修理代金の負担や心理的な影響も確実に軽減されます。

雨漏りをほおっておくとシロアリやカビの発生を呼び込み、住んでいる人が健康被害にもなりかねません。早め早めの手当てをする必要があるでしょう。

雨漏りの原因追及は、施工者の経験が頼りのところが大きく、建築板金の技能を持っていない場合、不要な雨漏り補修工事までなされ、コストが必要以上にかかっている現状もあります。

施工不良による雨漏り箇所一覧

(1)屋根本体

長尺瓦棒葺きは勾配の緩やかな屋根に多く使われます。水上から水下まで一枚物で納めて葺くのが鉄則です。途中でジョイントしてしまうと、緩やかな勾配のため雨が逆流してしまい、雨漏りの原因となります。

▼横葺き屋根・施工不良箇所

建物を増築した場合には、屋根の取合い(ジョイント部)施工が重要となります。上記の画像のように70mmほどのカバーを繋ぎ目に被せる方法、木下地を取付て横葺き屋根を立上げる方法などあります。その他にも多種の方法がありますが、雨漏り修理のために今回取り入れた施工方法は、屋根材にハゼと呼ばれている水返しを作り、掴みこむ方法です。

横葺き屋根の葺き直しの詳細画像をご覧下さい。長尺物の横葺き屋根は、横方向に雨水が走っていく特性がありますので、どの施工方法を取るにしてもジョイント付近に雨水が流れていかないように施工方法を吟味する必要があるでしょう。

(5)棟包み

▼平板スレート屋根・施工不良箇所

屋根の頂点には棟包み、換気棟が設置されてます。木下地をスレート屋根の上にビスにて取付後、ガルバリウム鋼板で加工されたものを覆い被せる施工をとります。どんな場合でも屋根材は頂点まで葺き、換気口を設けたい時には、その箇所のみを屋根材を切断しなければなりません。

棟包みで屋根材が隠れてしまうという判断で、屋根材を短く切断をして頂点まで葺いておかないと、台風などの大雨時には雨水が吸い上がる可能性が出てしまいますので、充分にきおつけなければなりません。上図のように、屋根材と換気部分の黒色水切りの重なりが15mmほどしかないと、緩い勾配の屋根では雨漏りを発生させてしまいます。

(7)雨押え

屋根と壁の取り合いに使われる雨押えの役物は、約2m物を重ねながら取付けていくため、重ねを充分に取らなければならない。重ねは100mm以上を取りアダ折りをしてコーキングをする。

一般に2階建ての建物では、一階の屋根を仕上げてから外壁の下地を作り外壁を貼っていきます。壁との取り合いを2回のコーキングで納める施工方法は雨漏りの原因です。

長尺瓦棒葺きを施工する場合、壁との取り合い部分はハサミを入れずに屋根材を一枚物で立ち上げます。立ち上げの幅寸法が足りなく、折り返しがない状況がかなり見られます。

建物が山に囲われている現場ですと、杉葉などが立ち上げ部分に入り込み逃げ場がなくなります。杉葉などが雨水を吸収してしまい、木下地などに常に濡れてドロドロした杉葉が触れてしまって雨漏りがにわかに始まります。


▼横葺き屋根・雨押え施工不良箇所

同一面の屋根において、勾配の異なる形状の屋根をリフォームする場合には、どのような屋根材を選択したらよいのでしょうか。緩やかな屋根で使用しなければならない屋根材(瓦棒葺き)をまずは候補に上げなければなりません。

雨水が流れるハゼ部分をシーリングで埋めてしまいますと、水の逃げ場が無くなります。そして、雨水は低い方へと流れていきますので、経年変化で屋根に浮き沈みが生じてくると、沈んでしる箇所で水が溜まってしまいます。

壁との取り合い部分では、屋根材を立ち上げますが板金加工がきちんとなされていなかったり、立上げの高さが低かったりすると毛細管現象で雨水が吸い上がる現象が起きます。

▼平板スレート屋根・雨押え施工不良箇所

屋根と壁との取合い箇所には、15~18×90などの木下地を取付ます。その木下地をコロニアル屋根に直接釘で止め付けたり、木下地を屋根面に触れるような施工をすると、木下地に雨水が吸収されてしまいます。

木下地が腐り始めると釘穴から雨水が浸入して、雨漏りを発生させてしまいますので、取合い箇所の納めには注意が必要です。水上から水下方向へ雨水が途中で溜まる事がないように木下地の取付をして、雨押えの水切りを被せるようにしなければなりません。

▼瓦棒屋根・雨押え施工不良箇所

段差のある瓦棒屋根の取合い部分には、破風板、雨樋が取付られております。一段下がった屋根を納める場合、破風板の外面で屋根材を立ち上げる時もあります。それよりも破風板の下端部分を約5㎝ほど切り欠き、一段上がっている屋根の下(軒天部分)まで、立上げ済みの屋根材をなるべく壁際まで入れてやる方が雨漏りの抑止となります。

(8)長尺谷

長尺谷部分は雨が多く流れてくるので、釘を直接打って長尺谷板を押える施工は取らない。長尺谷板の共捨板部に吊子によって止めるのが谷廻りの納め方法である。

瓦屋根で雨水が多く流れてくる重要な部分が一般的に谷と言われる部位です。一昔は0.27mmのトタンが使われており、サビがはげしく耐久性はほとんどないようです。谷に使う材質はより耐久性のある0.4mm程度の銅板、ステンレスなどで施工するのが安心です。谷の長さ、巾板は瓦の取り合い部分から雨水が差し込まないように充分に取る必要があります。瓦の材質によっては銅板よりもステンレス、フッ素ガルバリウム鋼板が望ましい状況もあります。

建物の形状によって屋根の勾配が全て同じにならない場合があります。急勾配には瓦屋根が葺かれ、緩勾配には縦葺きの瓦棒と呼ばれているものが葺かれています。違った屋根材で施工されれば、取り合い部分には谷折をした長尺物を敷く必要があります。

急勾配から流れてきた雨水は緩くなった勾配部分、水下の谷部分に溜まってしまい、瓦棒葺きの軒先折り返し内に入り込んで、逃げ場を失ってしまいます。

▼横葺き屋根・長尺谷施工不良箇所

緩勾配の屋根をリフォームする場合には、使用する屋根材が制限されます。雨水というものは水上から水下へと正直に流れますので、縦葺きにするか横葺きにするかの判断を誤ると屋根面がダムになる可能性が出てきます。

雨水は屋根の外面に排出するように板金加工をして、通り道を形成してやる必要があります。水上から流れてきた水が屋根の交錯している箇所で立上げてしまいますと、逃げ場が無くなってしまい、雨漏りの原因となります。

雨漏り専門業者の選定方法とは

施主様は雨漏りを直ぐにでも修理してもらいたいと願っており、数多くのホームページや電話帳、チラシを見て問い合わせします。現在は情報量が膨大であり、雨漏りを専門に修理をする業者を捜すのが難しいのではないでしょうか。

インターネットでも雨漏りと検索すると何万数のページがヒットしますが、雨漏りを専門にしている屋根板金専門店をすぐに見つけられるかというと疑問です。フランチャイズに加盟している会社、塗装業者、大手のハウスメーカー、リフォーム会社も直接請け負って工事をすると謳っていることが多いのです。

最近は大手の家電量販店でも屋根工事を扱っていたり、本当に仲介業者が増えてきました。

このような会社に依頼をすると、雨漏りの原因や修理方法、施工日の報告などが速やかに行われませんので、直ぐに解決するはずの工事が遅れてしまう可能性も否定出来ません。つまり、直接、問い合わせを受けるというだけなのです。雨漏りの施工実績があって、専門に工事を行う屋根板金業者であるかの判断が一番重要です。もし、宮城県内にお住いである方は、見極めの一つの手段として板金業者であるか訪問してみましょう。

「基幹技能士はおりますか?」
「金属屋根を切断したり、曲げたりする機械はありますか?」

このような質問をしてみて、技術力のある屋根専門業者に工事をお願いしてみましょう。

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