宮城・仙台近郊で屋根の葺き替え、スレート屋根改修、雨漏り 修理でお悩みの方は屋根のクマガイへ
当社に遠方より見積依頼のために来られたお客様がおられました。
お話を聞きましたところ、作業場の屋根改修工事とのことで、お客様のご要望は将来解体するつもりでいたはずの作業場を急遽保存する事になったので、なるべく安く仕上げたいということでした。後日、お客様にご訪問をさせて頂き、現在の屋根の状況を見るために実際に屋根に上がり寸法を測り、痛んでいる箇所を撮影してきました。
建物は大正時代に建てられているために、基礎は大きな石になっており、柱もいたるところ歪んでいて当然屋根全体も水平を保てていない状況でした。屋根瓦も地震などの影響でズレが激しく、雨漏りして屋根板も腐っておりました。
再度、お見積り書を提出するためにお伺いして、お客様とお話を進めていくうちに当社以外にも２社からお見積りをもらっている様子でした。当社は150万円、A社は約200万円、B社は約100万円の金額の提示であったようです。お客様は金額の差にビックリしていたようですが、さらにA社が１週間後150万円に値引くと再度訪問してきたようです。A社の営業マンはうちの屋根材は絶対に雨漏りしないので安心で、近所で葺かれている屋根はいずれ雨漏りすると信じられない提案でした。
さらに、屋根下地などの付帯工事は大工に聞いてみないと分からないとのあやふやな返答のようでした。また、雨樋に枯葉などが溜まるための処置方法も何とかするから大丈夫との返答のようでした。当社は屋根瓦を撤去した後、確実に屋根下地（垂木、屋根板）などの大工工事が必要である事をご説明し、施工方法を明記したお見積りを提出させて頂き、追加工事、追加料金が発生しないような体制を整えているとご説明しましてご契約となりました。また、自社で屋根葺きのための必要な大工工事も行うため、少々なお客様の要望に応えられるとの説明で、旦那様も納得していたようです。お客様の要望にあった雨樋の処置方法も、工場に使用する大型の屋根材を雨樋に置き換える事として、施工イメージをデータとして提出しました。
当社がお客様から直接聞いたお話、体験からデータをとると上記があげられます。もし、A社とお客様がご契約を交わしていたなら、このような不満が出てくる事が考えられます。このような例は一例ではありますが、屋根などのリフォームなど施工実績が少ない業者、技力が足りない業者が存在している事をお客様は覚えておかないとならないでしょう。また、現場によって状況が違うリフォーム工事でのトラブルをなくすための取り組みが必要であると屋根のクマガイは考えます。
